Raguonの課題管理帳

だいたい山のこと書いてます

登り初め、にて思ったことをいくつか。

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

早速ですが、新年の登り初めをということで山に登ってきました。
いくつか感じた/考えたことがあり、Twitterとかに書くには長いので、こちらにまとめておきます。
(ヤマレコにあげる登山記録としては、今次山行に関係ないノウハウ的な部分が強いので)

1.地図読み・登山計画はなんとなく慣れてきた − 次に学ぶべきものはなにか。

事前の登山計画作成や現場での地図読み・山座同定はなんとなく苦もなくできるようになり、楽しくこなせるようになってきました。
他のメンバーへの技術伝授も必要ですが、次に何を学ぶかいくつか考えてみました。

(1) 救命処置
これは偶然ではあるのですが、下山後の風呂で着替えていたところ、急に貧血で倒れた人に遭遇。
こりゃーどうすりゃいいんだ、と思いつつ立ち尽くすことしかできませんでした。幸い、近くにいた別の人が救命の心得を持っていたのか、話したり反応を見ながら救命処置をして難を逃れたようです。

今回は都会の銭湯で人がいたから良かったものの、これが山中だったらと考えるとぞっとします。
山中でメンバーが怪我やら病気になった時に備えて、救命処置は覚えておいて損はないかなと感じました。もちろん、使わないで済むに越したことはありませんが。

(2) ロープワーク
ロープ(ザイル)の使い方も学んでおきたいなと思います。
しばらく使う機会はなさそうですが、知っていれば通れるコースも増えるかと。
他に学ぶべきはたくさんありますが、いずれはこれも習得しておきたいものです。

(3) 登山記録のつけ方
登山計画も登山記録もヤマレコに残していますが、記録の付け方(特に山中において)は何か学んだわけでも、調べたわけでもありません。記憶と写真とGPSが頼りです。
有効な記録の付け方を体系的に学べれば、もっと記録の質も上がるのかなーと思っています。

いずれにせよ、今年は外部研修のようなものに参加できればなと思います。


2.今の登山仲間との技術トランスファーができてきた

高校時代の友人と登り始めて約9か月。
最初は体力面・知識面ともに差がありましたが、最近はその差も感じることが減ってきました。
特に体のメンテナンスや、食事の摂り方、写真の撮り方etc.については、私よりも他のメンバーの方が断然詳しく、逆に教えてもらっています。
これは、単独行だけやっているとなかなか享受できないメリットだなあと実感しています。

こういうことは登山に限らず、あらゆることに通じる話だと思っているので、うまいこと日常生活にも応用したいものです。


3.服装のレイヤリングの重要性を実感

急に各論ですが、今回スーパーメリノウールなるアンダーウェアを新調し、着用してみました。
ざっくりした感想だと、

・着心地はよい
・とにかく暖かいのは間違いない
・化繊の登山用アンダーウェアに比べると、やや乾きにくい

といったところです。
3点目は弱点だなーと思っていたのですが、下山直前くらいに服を確認したところ、2層目の化繊シャツ、3層目のフリースまで汗を吸収していたことが判明。
どうやら、上の層が汗を吸収しきれなかったことが原因だったようです。
汗をかく前に3層目を脱ぐべきではあったものの、夏であれば脱げる服にも限度があるもの。
いかに汗を吸収し発散する能力を持ったものを、重ねて着られるかが体を冷やさないポイントだなあと実感しました。


ざっくりですが、忘れぬうちに覚え書きまでに。